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 | 私達に流れてくるキリストの深い愛



(キリストの贖いの愛)


2020年4月2日

    さて、昼の十二時に、全地は暗くなり、それが三時まで続いた。三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。そこに居合わせた人々のうちには、これを聞いて、「この人はエリヤを呼んでいる」と言う者もいた。そのうちの一人が、すぐに走り寄り、海綿を取って酸いぶどう酒を含ませ、葦の棒に付けて、イエスに飲ませようとした。ほかの人々は、「待て、エリヤが彼を救いに来るかどうか、見ていよう」と言った。しかし、イエスは再び大声で叫び、息を引き取られた。そのとき、神殿の垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂け、地震が起こり、岩が裂け、墓が開いて、眠りについていた多くの聖なる者たちの体が生き返った。そして、イエスの復活の後、墓から 出て来て、聖なる都に入り、多くの人々に現れた。百人隊長や一緒にイエスの見張りをしていた人たちは、地震やいろいろの出来事を見て、非常に恐れ、「本当に、この人は神の子だった」と言った。またそこでは、大勢の婦人たちが遠くから見守っていた。この婦人たちは、ガリラヤからイエスに従って来て世話をしていた人々である。その中には、マグダラのマリア、ヤコブとヨセフの母マリア、ゼベダイの子らの母がいた。

(マタイ伝27章45~56節 新共同訳)


 イエスは何故「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」と大声で叫ばれたのでしょうか?十字架上で、殺されて自分が神に捨てられたことをお嘆きになったのでしょうか?
  イエスは、人類の罪を負い、罪人となり給い、神より捨てられ給いました。一瞬間も神より離れ給わなかったイエスが神を見失い、神の審判を受け給うた苦悶の叫びがこのエリ、エリ、レマ、サバクタニでありました。もしイエスが我らに代わってこの叫びを出し給わなかったならば、すべての人類は世の終わりに於いてこの声を発しなければならないでしょう。これによりイエスはその贖罪の死を示し、その目的を果たし、彼は再び神の愛により復活し給いました。彼は死の苦痛を訴えているのではなく、唯神に捨てられ給いし苦痛を叫んでいるのでしょう。

  イエス様は、天の父なる愛の神様をまことに愛し、信じ、全託した信仰を持たれておりました。キリスト様は、ユダヤの預言者より預言されていた、十字架の贖いの死にも従順に従い成しました。アブラハムが天の父から試されてその子イサクを殺して捧げよと示されたときにも、天の父なる神を信じ、それに従順に従おうとした様に、本当に苦しい十字架の死に於いて神に対し従いました。


 神を愛し、神と密接して愛の交わりに生きたイエス様はたとえ預言の成就のための十字架上で、人類の罪を贖い、その十字架の死だとしても、人類の罪を負い、罪人となり、神より見捨てられ給うこと、神の審判を受け給うた苦悶はどれだけの苦しみであり悲しみであったかと想像を絶しました。 しかし、神に素直に従い十字架を負い、私たちのために人類の為の贖いの死を成しました。 そして、神の愛により復活をし給いました。
 天の父なる神様もその独り子のイエス様を十字架にかけることはどれ程の痛みを感じてたかを思います。 イエスは、ただまっすぐに自分の十字架を担ぎ、十字架上での死に向かい歩まれて、前進されました。十字架に身を釘で打たれることはどれ程の痛みであったでしょうか。釘に身を打たれて、十字架に張り付けられ、何にも罪を犯していないのに、誰にも顧みられずに黙って死を待つことの苦しみ、屈辱はどれ程の悲しみだったのでしょうか。 イエス様でしか受けられないような絶望なほどの苦しみだっただろうと感じます。 それでもイエス様は旧約時代から預言されていたメシアとしての務めを黙って人類を贖うために成されました。


  これは、キリスト・イエス様の愛する友たち、最愛のしもべ達への深い慈愛だったと感じます。 そしてイエス・キリスト様は、十字架を通り、復活され、召天され、ペンテコステの日に、ほのうの様な聖霊を集まり熱心に祈る弟子たちの上に注がれました。 キリスト様の兄弟への愛があればこそ、私たちはまことの愛を感じることが出来、兄弟同士愛し合うこともできると感謝が絶えません。


 私は人間にはまことの愛はなく、キリスト様のような深く大きな愛は、主様を信じて聖霊の中の愛を受けて、与えられて、主なる神様より流れて来るものと感じます。 キリスト様の戒めの『わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。』とのことばを大切にして、聖霊の愛を受けつつ兄弟同士で愛し合っていきたいと願います。


 

   





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